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三国志演義をモチーフにした武将の指揮や領地拡大が楽しめるMORPG!
2013/06/03
美しいグラフィックと正統派のシナリオで忠実に再現された三国志演義の世界を、スマートフォンやタブレットでも遊ぶことができるブラウザで、気軽に追体験することができるシミュレーションMMORPG「三国志を抱く」が、2013年5月29日にオープンベータテストを開始した。乱世の英雄たちが織りなす物語をプレイレポートでお届けしよう。
忠実に再現された三国志の世界を体験せよ!
ゲームを始めたら、まずはプレイヤーの分身となる武将の作成だ。「三国志を抱く」のキャラクターメイキングは、オーソドックスな男キャラの「美男型」、筋骨隆々とした「英雄型」、太めの体格の「貪欲型」、女性である「美人型」の四種類の体格の中から、自分の武将にふさわしい体格を選ぶところから始まる。なお、本作には他のプレイヤーを援護することができるスキルを最初から覚えているのだが、体格によってその内容が変わるようだ。
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プレイヤー武将が完成してゲームが始まると、原作の三国志演義の主人公と言える武将、劉備が話しかけてきて仲間に加わってくれる。さらに話が進むと張飛や関羽といったおなじみの武将も仲間に加わり、イベントの進行に合わせて桃園の誓いなどの原作の有名イベントが次々と再現されていく。特に重要なイベントは迫力のあるムービーで描写されており、臨場感も抜群だ。
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だが、イベントが原作に忠実に再現されるということは、原作の主人公格である劉備、関羽、張飛の三人を中心に話が進むということである。ゲームの主人公であるプレイヤー武将はイベントにはあまり参加せず、正直な所影が薄い。プレイヤー武将がストーリー上であまり活躍してくれないのは残念だが、これは原作に忠実であるための弊害だろう。
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戦闘は戦略を駆使して挑め!
三国志ゲームの華といえば武将たちが活躍する戦闘だが、「三国志を抱く」の戦闘は仲間の武将に指示を出して敵軍を倒すというウォーシミュレーションのような戦略性の高い戦闘が楽しめる。武将はHPの代わりに部下である兵士を引き連れており、兵士たちが0人になると死亡してしまう。また、武器によって攻撃範囲が違っており、上手くすれば一度の攻撃で複数の敵を巻き込むことができる。さらに、敵への攻撃が届く範囲に仲間武将がいれば、「挟撃」を発動させて敵に与えるダメージを大幅に増やすことができる。
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こういった戦闘が面倒なら、「自動戦闘」を使うことで仲間武将たちが勝手に動いて敵を倒してくれるようになる。ただし、戦闘中に敵の増援が来て敵の数が増えることがあるのだが、こういう時に自動戦闘を続けていると、敵の出現位置によっては味方が分断されて戦力が低下してしまい、そのまま戦い続けてやられてしまうこともある。イベントの中には特定のNPCを倒されないように守らなければならないものもあり、そういった戦闘では自動戦闘に頼りっぱなしでは勝てないだろう。
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また、敵の中には「福」というマークが頭上に付いたものがあり、その敵を上手く倒せば「材料箱」などの貴重なアイテムを落としてくれる。見かけたら積極的に倒したい。
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まるで村ゲーのような本格的な内政を楽しめる!
「三国志を抱く」はMMORPGでありながら、いわゆる村ゲーのような本格的な内政を楽しむことができる。ストーリーをある程度進めると領地をもらい、様々な内政活動を行なうことができるようになるのだ。「農場」や「伐採所」「鉄鉱場」「採石場」などからは米や木、鉄、石材といった資源を獲得することができる。これらの資源は建築の材料や装備品製造の材料など、様々な使い道があるのでこまめに集めたい。ただし資源獲得には行動力が必要となるので注意が必要だ。この行動力はレベルアップや時間経過などで回復するため、なるべく使いきるようにするといいだろう。
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また、「兵舎」では徴兵を行なうことで戦闘で役立つ兵士を集めることができる。最初は人数合わせの義勇兵のみだが、ランクを上げれば訓練兵や正規兵などのより強力な兵科を集めることができるのだ。戦闘でHPの役割を果たす兵士は、治療ではなく補充という形で回復が行われるため、兵士の数が足りないと戦力が充分でない状態で戦う事になってしまうのだ。徴兵もこまめに行なって、常に一定の数の兵士を確保しておきたい。
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さらにストーリーが進めば領地が広がり、アイテム欄のスロットを増やすことでアイテムの所持量を増やすことができる「倉庫」や馬を飼育して強化することができる「馬小屋」、特殊な兵科を生産することができる「工房」など、様々な効果を持つ新たな建築物を建設することができるようになる。乱世の世で活躍するためには、内政による地盤固めが必要不可欠なのだ。
装備も料理も手作りに限る!?
「三国志を抱く」では内政で手に入れた資源や、町中にある補給箱、フィールドのあちこちのオブジェクトから採取出来る素材で、装備品や料理、薬などの様々なアイテムを製造することができる。
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装備品は剣、槍、弓、扇の4種類の武器と、鎧、兜、靴、玉の4種類の防具があり、「製造職人」からそれぞれのレシピをもらうことでいつでも作れるようになる。なお、装備出来る武器は武将によって違うのだが、プレイヤー武将は専用装備以外の全ての武器を使いこなすことができる。初期武器である弓は他に装備している武将も少なく、遠距離攻撃ができるので使いやすい武器なのでこのまま使い続けるのもいいし、自分のキャラのイメージにあった武器に持ち替えてもいい。できあがった装備品は「鍛冶屋」で強化を行なったり、分解して素材にしたり、「調達管理人」に売ることができるのだ。さらに製造を続ければ製造レベルが上がり、より強力な装備品を作れるようになるので、手が開いている時はなるべく製造を行なうようにした方がいいだろう。
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また、材料となる素材を持っていくことで料理職人や薬職人に料理や薬を作ってもらうことができる。こちらは自分で作ることはできず、店に行って作ってもらう必要があるのだが、料理と薬は使うことで一定時間のステータスアップを受けることができる便利なアイテムだ。料理と薬はレベルを上げることで作成可能になるレシピが増えていくので、こちらも積極的に作ってレベルを上げていこう。
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この他にも「三国志を抱く」には「軍営戦」や「出征」などのPvPコンテンツや、黄巾賊の首領である張角の過去の話などの三国志の物語の裏を描いたサブイベントなど、様々なコンテンツが用意されているのだ。三国志に少しでも興味があるなら、ぜひこの「三国志を抱く」で忠実に再現された三国志の世界にどっぷりと浸かってみて欲しい。
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