最近のアプリでは味わえない面白さは本当か「リュートピア」を実際にプレイして検証!
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三種類の武器を使い分ける華麗なバトルと、独特の世界観を楽しめるMMORPG!
2013/10/23
独特のオリエンタルでダークな世界観が特徴的なMMORPG「X・A・O・C~ザオック~」のオープンサービスが、2013年10月18日に始まった。本作は台湾で開発された「参天律」というタイトルのMMORPGの日本版だ。西洋風のファンタジーとは違う、台湾ならではの東洋風でありながらエキゾチックな世界観を楽しむことができる。妖怪や邪霊が跋扈するその独特な世界観をプレイレポートでお届けしよう。
個性的な16人のプレイヤー候補が待っている。
「ザオック」のキャラクターメイキングは、まずひな型となるキャラクターを選択する所から始まる。この世界は「参番政務局」と「弥犬民同盟」という大きな二つの勢力に分かれており、どちらの勢力のキャラクターを選ぶかでストーリーも変わってくるのだが、それぞれの勢力から8人ずつ、合わせて16人のキャラクターから選ぶことができる。どのキャラクターも個性的な外見をしており、中には一つ目の巨人など人間に見えないようなキャラクターもいるのだが、面白いのはここで選べるキャラクター一人ひとりにバックストーリーが設定されている点だ。外見だけではなく、キャラクターの背景から選んでみるのもいいだろう。
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キャラクターを選んで次に進むと、職業選択になるのだが、ここでは先ほど選んだキャラクターによって選べる職業が限られてくる。今回のプレイでは左端の「参番政務局」の男性を選択したのだが、戦士タイプである「銀甲」と「百刃」、銃使いの「銃火」になることはできる。しかし、術使いの「弁天」にはなれないようだ。他にも「弁天」と「百刃」にはなれるが「銀甲」と「銃火」にはなれないキャラクター、「百刃」と「銃火」にはなれるが「銀甲」と「弁天」にはなれないキャラクターなど、様々なパターンがある。キャラクター選択の時点でどの職業を選べるかわからないのは少し不親切かもしれない。
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職業選択の後は髪型やフェイスパターンなどの細かい外見設定を行なって、キャラクターメイキングは終了となる。キャラクターメイキングの次は、ゲームのチュートリアルを受けるかどうかの選択になる。チュートリアルでは操作方法の丁寧な解説が行われるだけではなく、ゲームのストーリーに関わる伏線らしきものも語られるため、最初のプレイでは素直に受けておいたほうがいいだろう。
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アクション要素の高い戦闘を楽しもう。
「ザオック」の戦闘はいわゆるノンターゲッティングバトルを採用しており、アクション要素の高いものとなっている。基本となる通常攻撃の他にも、隙は大きいが威力が高く、溜めることでさらに攻撃力を上げられる「破撃」と、攻撃速度が速く、敵の術などを中断させることができる「速撃」という攻撃方法があり、これらを使い分けることが戦闘の基本となる。敵に連続で攻撃を当てていくと、相手の名前の下にある緑色のゲージを減って行く。このゲージが無くなると敵が体勢を崩し、強力な攻撃を当てるチャンスとなるのだ。
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また、三種類の武器を装備できる「ザオック」では、武器の使い分けが重要になってくる。敵との距離によって武器の射程距離や使える技、武器自体の特性なども変わってくるので、状況に応じた武器の選択を行なう必要があるのだ。銀甲の場合はガンガン敵を殴っていける「手甲」、敵を出血させることで追加ダメージを与える「匕首」、攻撃力が高く攻撃範囲も広い「長兵器」の三種類を使い分けることができ、武器の切り替えはボタンひとつで行える。しかし、装備できる武器の種類を増やすには、ある程度のレベルまで達する必要があり、例えば銀甲は最初は手甲しか装備できず、レベル10になってようやく匕首が装備できるようになり、長兵器を装備するにはさらにレベルを上げる必要がある。
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念仏や魂などのオカルトな部分もザオックの魅力だ。
「ザオック」ならではの面白いシステムとして、倒したモンスターに「念仏」を唱えることで、モンスターの魂を成仏させることができるというものがある。本作で殺生を行なうと、「業障値」と呼ばれる罪悪感のポイントのようなものが増えていくのだが、魂を成仏させることで「業障値」を減らすことができるのだ。また、クエストによっては特定のモンスターの魂を成仏させることが条件のものもある。念仏を行なっている間は無防備になり、時間も少しかかってしまうが、余裕のある時はなるべく魂を成仏させてあげよう。
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また、モンスターを倒した時に「五色魂」というエネルギーを吸収することができる。これが「吸魂」だ。この五色魂は文字通り「蒼魂」「紅魂」「黄魂」「白魂」「黒魂」の五色が存在し、それぞれの魂ごとにHPやSPの回復などの効果を得ることができたり、アイテム加工の時などに必要になったりするなどの様々な使い道がある。こういった魂などのオカルティックでなシステムがあるのも、「ザオック」のダークな魅力といえるだろう。
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温泉や茶道などオリエンタルな世界観を満喫しよう。
長い冒険の旅に疲れた時には、「温泉」に入ってのんびりしたくなるのが人情というもの。オリエンタルな「ザオック」の世界では、街の中やフィールドの途中など様々な場所に温泉が湧いており、入浴することができる。温泉には様々な効能があり、HPの回復や戦闘で減ってしまう「清潔度」の回復などゲームを進める上で欠かせない存在となっている。さらに「回生の泉」や「俊足の泉」など、温泉の種類によって様々なバフ効果を得ることもできるのだ。
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温泉に入った時に出現する「入浴アイコン」をクリックするとキャラクターが服を脱ぎ、バスタオル姿となって入浴を開始する。長く温泉に浸かっているほど、温泉の効果が持続するのでゆっくりと入浴を楽しもう。入浴アイコンに描かれた温泉マークが入浴時間の目安となっている。
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温泉の他にも、東洋風ファンタジーである「ザオック」の特徴的なシステムとして「茶道システム」がある。茶道を行なうには、まず「茶壺」という種類のアイテムを使い、茶道ウィンドウを開く。お茶に使う茶葉と水を選んだら、次はお湯を沸かす必要がある。適温になるまで「点火」を続け、お湯が沸騰しすぎたら「消火」で温度を調整する。適温になったらいよいよお茶を淹れて、適切な時間を置いてお茶を注げば完成となる。できあがったお茶は自分で飲むこともできるが、他のキャラクターに飲ませる「奉茶」を行なうことも可能だ。「ザオック」には温泉や茶道の他にもオリエンタルな世界感ならではのシステムが多数存在する。この東洋風の独特な世界観を満喫しよう。
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