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異世界の悪魔や謎の集団に立ち向かっていくMORPG!
2013/12/11
おとぎ話の登場人物をモチーフとしたキャラクターや、コミカルな妖怪たちが登場するファンタジックな日本を舞台にした国産MMORPG「鬼斬」のPC版のオープンβテストが、2013年12月5日に始まった。ひと味違う独特な和風ファンタジーの世界をプレイレポートでお伝えしよう。
ステータスと武器の関係を把握しよう。
「鬼斬」の世界にはいわゆる職業というものは存在しない。キャラクターメイキングで選ぶ事ができるのは性別や髪型、服装や声といった外見的な特徴と、初期ステータスに影響する「ステータスタイプ」だ。
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ステータスタイプには攻撃力に関わる力と、HPに関わる体力が上がりやすい接近戦型の「力持ち」、体力と回復術の効果に関わる精神の高い防御型の「堅実」、攻撃術の威力に関わる知力と、クリティカルが出やすくなる器用が上がりやすく遠距離攻撃向けの「慎重」、知力と精神の上がる術に特化した「慈愛」、力と器用が上がる短期決戦型の「大胆」の5種類だ。
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また、これらのステータスは武器の威力にも関わってくる。力はオーソドックスな「刀」、攻撃範囲の広い「大太刀」、圧倒的な攻撃力の「斧」の威力に影響を与え、体力は中距離戦を得意とする「槍」に、精神は回復術を使える「長杖」、知力は攻撃術を使える「短杖」、器用は連続攻撃の得意な「双剣」と遠距離戦を得意とする「弓」の威力に関わってくるといった具合だ。そのため、プレイヤーを成長させる時には、どの武器を使っていくかを考えてステータスを割り振る必要がある。
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しかし、ステータスタイプによって相性のいい武器は変わってくるのだが、他の武器を使えなくなるというわけではない。器用の低い力持ちタイプでも双剣や弓は普通に装備できるし、知力が低いタイプでも短杖で攻撃術を使うことはできる。回復スキルの使える長杖はどのタイプでも役に立ってくれることだろう。
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武器は一度に四種類まで装備することができ、装備中の武器は簡単な操作で切り替えることができる。種類の違う武器を装備して幅広い戦術をとるのもいいし、同じタイプの武器を複数用意して、武器が壊れそうになった時の予備として使うのもいいだろう。武器の特性を把握し、自分に合った戦い方を見つけることが強くなる早道だ。
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「なかよしキャラ」たちが冒険の手助けをしてくれる
「鬼斬」での冒険には8人の「なかよしキャラ」と呼ばれるNPCが手助けしてくれる。フィールドやダンジョンでの戦闘で、弓や刀、槍などそれぞれの得意な武器でプレイヤーを援護してくれるぞ。彼らと連携すれば、戦闘もぐっと楽になることだろう。
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また、街ではそれぞれの特技を活かして、冒険の手助けをしてくれる。例えば「静御前」はアイテムの鑑定や倉庫の管理といったアイテムに関するサポートをしてくれる。武器の修理や強化などの武器の取り扱いについては女武士である「義経」が得意としている。行商人の「ミロク」はアイテムの販売や買い取りをしてくれる、お酒の大好きな「茨木童子」は能力強化アイテムのお酒を販売してくれる、といった具合だ。
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また、なかよしキャラはプレゼントを渡すことで関係が親密になっていき、できることが増えていく。「静御前」は仲良くなることでアイテムを持ち歩くための「きんちゃく」の容量が増え、「義経」は素材から新しい武器を作成できるようになるなど、様々な事ができるようになるので、なかよしキャラとはどんどん仲良くなっていこう。
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なかよしキャラを連れて冒険をしていると、「なかよしクエスト」と呼ばれる特殊なクエストが発生することがある。すぐ近くにいる妖怪を討伐すればいい手軽なクエストだ。もちろんクエストをクリアすることで報酬ももらえるので、なかよしクエストが発生したら積極的にチャレンジしてみよう。
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インスタンスダンジョンの奥にはボスが待っている
「鬼斬」には数多くのインスタンスダンジョンが用意されており、これらのダンジョンを探索するのが冒険の基本となる。ダンジョンでは入り口で三段階の難易度を選ぶことができる。自分の実力に合わせてダンジョンを探索することができるぞ。
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ダンジョン内に登場するモンスターを倒すと、素材アイテムや「はてな武器」という未鑑定の武器が手に入る。素材アイテムは武器作成の材料やクエストなどで必要になる。はてな武器は静御前に鑑定してもらうことで、武器として使う事ができるようになるぞ。武器は武器強化の材料になるので、たくさん手に入るほど嬉しいものだ。
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また、ダンジョンの中にはつづらのようなオブジェクトが置かれていることがある。このつづらは宝箱のようなもので、攻撃を当てることで開けることができる。もちろん中にはお金やアイテムが入っているので、見逃さないようにしよう。
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ダンジョンの奥にはボスとなる妖怪が陣取っている。ボス妖怪は強敵だが、なかよしキャラやPTの仲間と力を合わせれば必ず勝てるはずだ。ボス妖怪は貴重な素材アイテムなどを落としてくれるぞ。また、ボスを倒すまでのタイムなどがダンジョンクリア時に評価されるので、良い評価を目指して挑戦しよう!
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独特な「鬼斬」の世界観を楽しもう!
「鬼斬」の魅力はその独特な雰囲気を持つ世界観だ。一見するとおとぎ話の日本のような和風ファンタジーの世界だが、例えば最初の街である「鬼ヶ島」を散策すると駅やラーメン屋やパチンコ屋など現代風の店などがあったりする。また、妖怪たちも敵対するものばかりでなく、街の中で普通に話しかけられるものや、ダンジョン内で助言してくれるなど、人間と共存している妖怪もおり、憎めない存在となっている。
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武器やアイテムの説明文には顔文字やいわゆるネット用語がふんだんに使われている。これは人によって好みの分かれそうなところだ。この説明文、実はなかよしキャラのひとり「カグヤ」が書いており、彼女の趣味が「電網波乗り」と「電子瓦版」、つまりインターネットのようなものがこの世界にもあるという設定らしいのだ。ネット用語が苦手でどうしても馴染めないという人もいるかもしれないが、彼女の存在もまたこの独特な世界を象徴する一人なのだ。
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「鬼斬」のこうした昔の日本文化と現代の文明が同居している不思議な世界観は新鮮ながらもどこか懐かしく、とても魅力的だ。プレイレポートでは紹介しきれないこの世界独特の空気を、ぜひゲームで体験してみてほしい。