過去の出来事によって地上は崩壊し、人類の住める環境ではなくなり、生き残ったわずかな人類は巨大な飛空艇の上で「空挺都市」を作り、空の上で生活をしている世界。
「俺の嫁とそそらそら」はそんな人類滅亡直前の世界を舞台にしたPBW形式のオンラインゲームだ。
飛空艇や飛行ユニットなどを動かすエネルギーを放出する宝石「フラグメント」は空の上での生活に欠かせない存在だ。
しかし、フラグメントの数は限られており、これが枯渇するということは人類の滅亡を意味する。
飛空艇の技術を学び、少しでも人類が生き残れる時間を増やすか、あるいは新天地を探し出す為に空の冒険に出るか。
終わりそうな世界の物語が始まる。
「俺の嫁」となる人工生命「アニマ」
「俺の嫁とそそらそら」のタイトルに有る「俺の嫁」とは、生き残った人類のパートナーとなる女性型の人工生命「アニマ」のことだ。
彼女たちは人類の生活から戦闘まで、ありとあらゆることをサポートしてくれる、まさに「嫁」のような存在だ。
人工生命である彼女たちに実体はなく、触れたりすることはできないが、飛行ユニットや武器と一体化することで性能を向上させたり、特殊な効果を生み出したりといったことができるという。
人類が空で生活をしていく上で、彼女たちは欠かせない存在となるだろう。
過去編の展開によって歴史が変わる?
「俺の嫁とそそらそら」と同時期にリリースされるPWB「幻想的絶頂カタストロフィー」は、本作の過去の世界を舞台にして物語が展開され、この二つの物語はリンクするという。
「幻想的絶頂カタストロフィー」で起こった出来事は過去の歴史として「俺の嫁とそそらそら」の世界の歴史に影響を与え、「俺の嫁とそそらそら」で解明された過去の真相は、「幻想的絶頂カタストロフィー」側の謎を解くための鍵となる。
二つの時代を進めていくことで物語を立体的に楽しむことができる。