「北野異人館」は80年代の少女マンガを連想させるような、ちょっと懐かしい雰囲気の恋愛アドベンチャーゲームです。
実在する建物が使用されているので、マンガっぽいのに不思議とリアルな感覚を味わえます。
最初は何種類もある館から、進めていくキャラを選ぶところからスタートします。
ストーリーがある館はスタート時点で6種類あります。
特にコレといった順番もないので自分の好みで決めて大丈夫ですが気になるポイントもあります。
まず、全ての館にはあらかじめ登場人物がセットされています。
「北野異人館」の館どうしにはほとんど関連性がありませんが、ベンや風見鶏など目線が女性と男性で分れている館もあるので、ソコも選ぶ時の参考にできると思います。
ただし、一組だけ登場人物が共通する館があります。
萌黄の館・翠(アキラ)と風見鶏の館・隼人(ハヤト)でお互いのストーリーに登場します。
ネタバレ気味ですが、特に隼人のほうの内容は初恋モノ・学園モノが好きな方におススメのストーリーです。
また「北野異人館」のそれぞれの館のストーリーの2章以降を読むためには、ポイントをためてアンロックする必要があります。
うれしいことに1話まではそのままで読めるので、まずは全ての館をひと通りまわって見てから決めるのがおススメです。
ポイントをためるためにミニゲームをプレイする必要がありますが、このミニゲームで稼いだポイントは館内でしか使えません!また、1回のプレイでもらえるポイントは1ケタですが、2話目解放に必要なのは30Pなので結構根気が要ります。
ちなみにミニゲームのルールは全館で共通して、タップして集めるだけというシンプルなものです。
でも集めるモチーフがそれぞれの館の主人たちになじみのあるモノなので、ストーリーとの関わりかたも楽しみなポイントだと思います。
そして毎日忘れずに行きたいのが、「北野異人館」の地図でもかなり上の方にある占いの館です。
最初に登録した名前はココでのみ使います。
全ての館で使用可能なポイントがもらえますが、1日1回しかポイントが付かないのでもらい忘れに要注意です!
「北野異人館」の登場人物はざっくり分けると男性は才能やお金に恵まれたチョット変人が多く、女性は可哀そうな苦労や不幸を背負っているコが多いです。
どの館を選んでも少女マンガの王道あるあるな展開ばかりで安心して楽しめます!
確かに80年代風という紹介がしっくりくる「北野異人館」ですが、特別難しいミッションなどもなく軽い読み物を読んでいる感覚です。
スタミナなどもないので、マイペースにのんびりと楽しみたい方向けのアプリだと思います。